
ラブラドールって、とにかく食べるのが大好き。そこが魅力でもあるけど、気づいたら「ちょっと丸い…?」なんてことも。ここでは、ラブラドールが太りやすい理由と食事管理をわかりやすく整理して、今日から実践できるコツをまとめます。ゆるっと読めるけど、中身はしっかり本格派です。
ラブラドールが太りやすい理由
そもそも、どうして太りやすいのか?主な要因はこんな感じ。
- 遺伝的な食欲の強さ:一部のラブは食欲に関わる遺伝子変異(POMC)を持ち、満腹感を感じにくい傾向があります。
- 去勢・避妊後の代謝低下:ホルモン変化で消費カロリーが落ち、同じ量でも太りやすく。
- 運動量と食事量のミスマッチ:大型犬なのに散歩が短い、雨で運動が減る、などのズレ。
- おやつ・人の食べ物:カロリーが積み上がりやすい“見えない増量”。
- 年齢:成犬〜シニアになると筋肉量が落ち、基礎代謝もダウン。
- 体調要因:まれに甲状腺機能低下症などが関与。気になる増量は獣医に相談を。
ラブラドールが太りやすい理由と食事管理の全体像
結論から言うと、カロリーを見える化して、フードの質と量を整え、運動と習慣で支える。この3本柱が鉄板です。
食事管理の基本
一日の必要カロリーの目安
まずは目安の計算。代表的な式は2つあります。
- 簡易式:30 × 体重(kg) + 70 ≒ 安静時必要エネルギー(RER)
- 正確寄り:70 × 体重(kg)0.75 = RER(理想体重で計算するのがコツ)
例:体重30kgのラブなら、RERは約900〜970kcal/日。減量中は理想体重のRERの80〜100%からスタートし、2〜4週間ごとに様子見で微調整が現実的。数値はあくまで目安なので、体調や運動量、獣医の指示を優先しましょう。
フード選びのポイント
- 高たんぱく・適度な脂質・高繊維:満腹感をキープ。減量用/体重管理用の総合栄養食が便利。
- カロリー密度:100gあたりのkcalをチェック。同じ「1カップ」でもカロリーは大違い。
- 粒の大きさ・咀嚼性:ゆっくり食べられる設計は食べ過ぎ防止に有効。
- ウェットや水でふやかしてかさ増しすると満足度アップ。
量の決め方と測り方
- キッチンスケールでグラム管理:計量カップより誤差が少ない。
- 週1回は体重を測り、増えたら−5〜10%、減り過ぎなら+5〜10%と微調整。
- トッピングは低カロリー重視(茹で野菜、寒天、少量のきのこ類など)。
おやつ管理のリアル
- 10%ルール:おやつは総カロリーの10%以内。
- ご褒美は低カロリーに置き換え(ニンジン、キュウリ、減塩の茹でササミ少量など)。
- トレーニングはフードの一部をおやつ化して総量を増やさない工夫を。
食べ方の工夫
- 早食いにはスローボウルやパズルトイ。満腹中枢の追いつきをサポート。
- 食事回数は2〜3回に分けて空腹ストレスを軽減。
- 水分はいつでもたっぷり。満足感と代謝の味方。
運動と生活習慣で“燃やす”
食事だけでなく、動いて燃やすことも大切。ラブは体を動かしてナンボの犬種です。
- 毎日60〜90分を目安に散歩+遊び。朝夕に分けると続けやすい。
- 心拍を上げる速歩、坂道、引っ張り防止のトレーニングで負荷をミックス。
- ラブの大好物、水遊び・スイミングは関節に優しい有酸素運動。
- 室内日はノーズワークや知育トイで脳の疲労も活用。カロリーだけでなく満足度が鍵。
進捗チェックと調整のコツ
- BCS(ボディコンディションスコア)4〜5/9が理想。肋骨が軽く触れて、上からくびれが見える。
- 目標は2週間で体重の1〜2%減。停滞したらカロリーをさらに−5〜10%。
- 去勢・避妊後は同じ量でも太りやすいので、直後から−10〜20%で調整開始。
- 急な体重変化、元気・被毛・便の質の悪化は獣医へ。基礎疾患のチェックも大事。
よくある落とし穴
- 「散歩してるから大丈夫」→実はおやつで上書きしていることも。
- 「カップで適当に」→フードの密度差で100kcal以上の誤差が出る場合あり。
- 「家族で二重給餌」→与えた量をメモやアプリで共有して回避。
具体的なスタート例
体重30kg・理想28kgのラブの場合、簡易式ならRER(理想体重)は約910kcal。減量開始はその80〜100%(730〜910kcal/日)を目安に、体重や便の状態を見ながら2〜4週間ごとに調整。おやつはその範囲の10%以内、毎日60〜90分の運動をセットで。
結論
ラブラドールが太りやすい理由と食事管理の肝は、①カロリーの見える化、②高たんぱく・高繊維なフードで満足度を上げる、③運動と習慣で無理なく継続、の3点。数字は目安として使い、体のサインを観察しながら小さく調整していけばOKです。ラブの“食べたい!”を上手に満たしつつ、引き締まったカラダとご機嫌な毎日を一緒に育てていきましょう。
