家族のきらめく瞬間を残す「動き回る子をうまく撮る方法」
走って、跳ねて、くるくる表情が変わるうちの子。可愛いのに写真はブレブレ…そのもどかしさ、すごくわかります。大切なのは、うちの子のペースを尊重しながら、安全に、楽しく撮ること。ここではペットケアの視点も交えつつ、スマホでもカメラでも使える「動き回る子をうまく撮る方法」をカジュアルにまとめました。
1. みんな同じことで悩んでます
- 連写しても全部ブレる
- 目にピントが合わない
- カメラを向けるとそっぽを向く
これはとても自然なこと。好奇心旺盛で動き続けるのは健康なサインです。コツさえ押さえれば、失敗はぐっと減らせます。
2. 専門的なアドバイス（健康と安全第一）
獣医師の立場でも推奨されるのは「快適さ優先」の撮影。フラッシュ常用は避け、基本は自然光や柔らかい照明で。音や光に敏感な子はストレスになりやすいので、短時間で切り上げ、こまめに休憩を。
発達段階に応じたポイント：
- 子犬・子猫期：集中は数分が限界。ジャンプを誘う撮影は控えめに（成長板への負担に配慮）。滑らない床で。
- 成犬・成猫期：運動量が多いので、屋外はハーネス必須。臭いやごほうびで楽しく誘導を。
- シニア期：明るく静かな場所で、段差やまぶしさに注意。ポーズは無理させない。
注意すべきサイン：あくびの連発、耳を伏せる、しっぽを激しく叩く（猫）、舌ペロが増える、呼吸が荒い、目を細める・瞳孔拡大。いずれかが出たら即休憩。てんかん歴や眼疾患のある子は強い光や点滅を避けましょう。
3. 動き回る子をうまく撮る方法（実践コツ）
カメラ設定の鉄板
- AFは「追従（AF-C/AIサーボ）」、フォーカス枠はワイド追尾か動物瞳AFがあれば活用
- シャッター速度は屋外で1/1000秒目安（全力ダッシュ）、室内は1/250〜1/500秒＋連写
- ISOはオート、露出補正＋0.3〜＋0.7で毛色を明るく
- 手ブレ補正ON、高速連写で後からベストを選ぶ
スマホでも十分いける
- 連写（バースト）を使う：シャッターボタン長押しやバースト設定を活用
- AE/AFロックでピント固定→走り込んでくる瞬間を狙う
- 窓辺の自然光を背にせず、斜め前から柔らかい順光で
動きに合わせる技
- 低い目線で撮る：床すれすれ〜目線の高さで臨場感アップ
- パンニング：動きに合わせて体ごとスーッと追い、背景を流して被写体を止める
- 「置きピン」：通り道にピントを置き、そこに入った瞬間を連写
- レンズの上におやつやおもちゃを見せて、視線をもらう（与えすぎには注意）
安全面も忘れずに。屋外はリードを外さない、室内はコードや滑る床を片付け、逃走・転倒リスクを減らしましょう。
4. おすすめ商品・サービス（安全性重視）
- ノンフリッカーLEDライト＋ディフューザー：目に優しく柔らかい光に
- 滑り止めマット：ダッシュやジャンプ時の関節保護に
- スマホ用ミニ三脚＆リモコン：ブレ減、両手で誘導しやすい
- 静かなおもちゃ・無香料トリーツ：刺激はほどほどに、アレルゲン表記を確認
- 出張ペットフォトサービス：記念日はプロに任せて、日常は本記事のコツで
ミニまとめ
「明るい光」「速いシャッター（または連写）」「低い目線」そして「うちの子のペース」。この4つを味方にすれば、動き回る子をうまく撮る方法はぐっと身近になります。撮影は遊びの延長。今日の1枚が、明日の宝物になりますように。
