
大切な家族を守りたい気持ち、すごくよくわかります。「どの混合ワクチンの種類を打てばいいの?」「副作用は大丈夫?」——初めてでもベテランでも、悩むのは自然なこと。この記事では犬・猫の混合ワクチンの種類と選び方をカジュアルに整理。読み終えるころには、我が子に合う答えが見つかるはずです。
1. みんなが悩むポイントって?
- 犬と猫で混合ワクチンの種類が違う
- 完全室内でも必要? 外に出る子は?
- 接種の頻度は年1回? それとも間隔をあけてもいい?
- 副反応が心配…子どもの予防接種と同じで大丈夫?
大丈夫、みんな同じところでつまずきます。最適解は「その子の生活環境」と「感染リスク」で決まります。
2. 専門的なアドバイス(基本をサクッと)
混合ワクチンは「コア」と「ノンコア」
コアは全国どの犬・猫にも推奨、ノンコアは生活環境で追加を検討します。
猫の混合ワクチンの種類
- 3種(コア):猫ヘルペス(鼻気管炎)、カリシ、パルボ(汎白血球減少症)。完全室内の猫はまずこれ。
- 4種:上記+猫白血病ウイルス(FeLV)。外に出る/多頭飼いで接触があるなら追加候補。
- 5種:4種+クラミジア(目や上気道の症状)。多頭・保護活動などで選ばれることあり。
最新情報:猫エイズ(FIV)ワクチンは国内で製造終了。現状は混合ワクチンには含まれません。
犬の混合ワクチンの種類
- 6種:コア(ジステンパー、アデノウイルス[肝炎/CAV-2]、パルボ)+パラインフルエンザ等。
- 8種・10種:6種にレプトスピラ(血清型が複数)を追加。川遊び、野生動物が多い地域、農村部へ行く犬は優先度高め。
都市部の室内中心なら6種、アウトドアや地方への移動が多いなら8~10種を獣医師と相談が目安です。
接種スケジュール(犬・猫共通の目安)
- 子犬・子猫:生後6~8週から3~4週おきに2~3回。
- 最終接種の1年後にブースター。その後は年1回の健康診断時に、地域リスクや抗体価の考え方も含めて調整。
- 犬の狂犬病ワクチン(法律で年1回)は混合と同日を避け、1~2週あける運用が一般的。病院で計画を。
注意すべきサイン
- よくある軽い反応:半日ほどの発熱・元気食欲低下、接種部位の軽い腫れ。
- 受診目安:ぐったり、何度も吐く/下痢、呼吸が荒い、顔のむくみ・じんましん。
- 猫の注射部位のしこり:3か月以上続く/2cm超/1か月で大きくなるなら早めに相談。
3. 忙しくてもできる実践のコツ
- 生活環境を書き出す:完全室内か、外出頻度、川・草地・野生動物との距離。
- スケジュール管理:スマホのカレンダーや病院のリマインダーを活用(無料で十分)。
- 当日の過ごし方:激しい運動とシャンプーはお休み。水分と安静、夜はゆっくり。
- ストレス軽減:キャリー慣らし、ごほうびおやつ、猫は落ち着く毛布、犬はやさしい声かけ。
- 家族で共有:子どもの予防接種と同じように「接種後の様子を見る担当」を決めて安心。
4. おすすめ商品・サービス(安全・コスパ重視)
- ペット手帳/母子手帳アプリ風の記録ツール:ワクチン、体重、体調を一元管理。
- フェロモン製品(猫用/犬用):通院ストレスをやわらげやすい。
- キャリーの中敷きや滑り止めマット:体への負担軽減、帰宅後も安心。
- 予防医療に強い動物病院:混合ワクチンの種類やメーカー、レプトスピラ対応の有無を明確に説明してくれる所を選ぶと安心。
- ペット保険の予防割引や通院補助があるプランも要チェック。
迷ったら、これだけ覚えて
- 猫は「室内なら3種、外出や多頭なら4種(+必要に応じ5種)」。
- 犬は「室内中心なら6種、アウトドアや地方移動が多いなら8~10種」。
- 子犬・子猫は6~8週から開始、3~4週おきに2~3回、その後は定期ブースター。
- 体調が万全のときに受け、当日は安静に。異変があればためらわず受診。
あなたのやさしさは、ちゃんと伝わっています。犬・猫の混合ワクチンの種類はたくさんありますが、最終的な答えは「その子仕様」。いつもの生活や性格を知っているあなたと、かかりつけの獣医師が最強のタッグです。安心して、一歩ずついきましょう。
